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掲載日:2017年10月05日 オギノNEWS

安全・安心だけじゃない!オギノのブランドポーク「桃豚」

    

 

日本のスーパーでは、三元豚、イベリコ豚、黒豚、など、国産・海外問わずさまざまなブランド豚が流通しています。オギノでは産地が明確で生産者の顔が見える「安全・安心にこだわったおいしい豚を」という思いのもと、秋田県産のブランド豚、十和田湖高原ポークSPF「桃豚」を10年にわたり取り扱っています。今回は、店頭ではなかなかお伝えすることのできなかった、育成者の思いや店頭に並ぶまでの安全・安心への取り組みなど、さまざまなこだわりをお届けします。

 

 

 

十和田湖高原でのびのび育った「桃豚」

桃豚を育てている「ポークランドグループ」の農場があるのは、十和田湖を有する秋田県小坂町。緑に囲まれた東京ドーム約13個分もの広大な敷地で、年間約15万頭もの桃豚がすくすくと育っています。「桃豚は『自分たちが食べたい豚肉をつくりたい』という思いから生まれたブランドです。
安全・安心なおいしい豚を安定してお客様に届けたい、という思いに深く共感し、オギノでも仕入れることに決めました。本来豚は病気にかかりやすい動物なのですが、ここで育つ豚は、生まれながらにして、5つの病原体を持たない「SPF豚」。だからこそ、薬剤をほとんど使う必要がなく、健康的に育てることができます。」(バイヤー 金子)
「農場内に病気を持ち込まないための防疫管理が徹底されているんです。例えば農場内に入るときは従業員も必ずシャワー入浴をして専用の作業に着替えたり、出荷するための専用車も消毒するためのシャワーゲートを通らなければならなかったり。担当職員の私でさえ、豚舎内には入ったことが無いんです。毎年厳正な審査を受けて、SPF農場と認定され続けていることからも、安全・安心へのこだわりが見てとれるかと思います。」(JA全農ミートフーズ)

 

 

 

「桃豚」はみんなに幸せを運ぶ!?

なぜ桃豚という名前になったのか。それは、お肉の色がピンク色だから、だけではありません。ピンクは幸せをあらわす色とされており、お客様も、豚も、秋田という土地も幸せになれるようたくさんの願いを込めてつけられた名前だそうです。
「豚を育てる上でどうしても出てくる問題が糞や尿の問題です。ポークランドでは、バクテリアと石のミネラルを利用して汚染を浄化するBMW(バクテリア・ミネラル・ウォーター)技術を採用しています。桃豚が排泄する、バクテリアがそれを餌にする、その影響で石の中のミネラルが溶け出す、ミネラルが微生物を活発化させる、汚水が養分たっぷりの水となる、桃豚に与えられる、というムダのないサイクルが出来上がっているのです。この生物活性水は桃豚の腸内環境を整えてくれる大切な水なんです。」(JA全農ミートフーズ)
「ポークランドさんは、秋田という土地への貢献もされているんです。例えば、秋田は有数な“米どころ”ですが高齢化や担い手不足などで休耕田の数も多い。その休耕田を活用し、桃豚の餌にするためのお米を生産していたりします。時代に合わせて産業のあり方を考え、何事にもトライしている姿勢にもすごく惹かれ、お取引させていただいています。」(金子)

 

 

 

 

脂はあっさり。噛むほどにあまみがひろがる

しょうが焼き、肉じゃが、カレー、回鍋肉など和食から中華までさまざまな調理方法で楽しめる豚肉。あっさりした脂身と、お肉本来のあまみが特長の桃豚は、どんなメニューがおすすめか聞いてみました。「桃豚は、素材そのもののあまみを味わっていただきたいので、はじめはぜひ『豚しゃぶ』で召しあがっていただくのがおすすめです。しゃぶしゃぶといいうと、お肉の臭みが気になる、という方もいらっしゃると思うのですが、桃豚はお肉特有の臭みがないことも特長の一つです。小さいお子さんをお持ちのお母さんなど、素材に気を遣う若い方々にもぜひ食べていただきたいです。」(金子)

 

 

(※掲載されている画像はイメージです。)